秋まきキャベツの冬越し方法は?

野菜栽培初心者の方でも比較的育てやすいキャベツ。さまざまな品種がありますが、家庭菜園で楽しむなら、秋から冬にかけて収穫できる夏まきキャベツが人気です。ですが、実は春まきキャベツや、秋まきキャベツもあるので、1年の間さまざまな時期に楽しめる野菜なのです。とはいっても初心者に冬越しは難しいのではないか?と思っている人は少なくないはず。たしかに植物を栽培するうえで、日本の寒い冬は難しい時期かもしれません。

 

冬越しキャベツのメリットは?

 

秋に種をまいて冬または翌年の春に収穫する冬越しキャベツ、つまり春キャベツは寒い冬を超えて甘みたっぷりで柔らかです。水分が多く、千切りやサラダ、浅漬けなど生で食べて美味しいキャベツに育ちます。冬は気温が低くなるためキャベツの天敵となる害虫が少ないので、無農薬栽培できるのが大きなメリットです。

 

冬越しの方法は?

 

冬越しするキャベツは、他の時期に育てるキャベツと比べて栽培をスタートするのに適した時期が非常に短いので注意が必要です。株が大きくなりすぎてから定植するとトウ立ちしやすくなりますし、定植が早すぎると十分に育たないうちに寒さを迎えてしまい成長が遅れます。

秋まきキャベツは耐寒性の高い品種です。ポリフィルムなどで完全に防寒する必要はありません。美味しいキャベツを育てるにはある程度寒さを経験させることが必要ですから、防虫ネットや不織布のトンネルで被覆してください。トンネルは支柱を1.2~1.5m間隔で挿し、その上から不織布や防虫ネットをかければOK。縦の両端で結んでU字杭で留めます。その後、幅(サイド)の部分も支柱の間をU字杭で留めます。

冬の間は目立って成長しませんが、時々は見回りをしてください。寒さで枯れた葉をそのままにしておくとカビや細菌が繁殖して病気のもとになります。防虫ネットの下で雑草が繁殖することもありますが、雑草をそのままにしておくと、害虫がつきやすくなるので気をつけましょう。

文書名:「キャベツ」
著者・発行者: エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社
URL: https://blog.goo.ne.jp/kusabatake/e/14bf403387f108d1e995652803906092
著者・発行者: アグリコネクト株式会社
URL: https://agripick.com/1308#content_41926_0_4
著者・発行者: NHK Publishing
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著者・発行者: アグリコネクト株式会社
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