スーパーや八百屋の店頭でほぼ1年中見かけるキャベツは、優れた栄養の宝庫だって知っていましたか?ヨーロッパ原産のキャベツにはどんな栄養が入っていて、どんな時に食べると良いのでしょうか。キャベツの栄養を効率的にとる方法はあるのでしょうか。
胃が痛い時にはキャベツ
キャベツにはビタミンUという成分がたっぷり。少しややこしいのですが、ビタミンUといってもビタミンの仲間ではなく、アミノ酸の一種で抗潰瘍作用、つまり胃潰瘍や十二指腸潰瘍を防いだり、改善する効果があります。胃が弱っている時には積極的にキャベツを食べましょう。トンカツの付け合わせにキャベツの千切りを食べることは理にかなっています。揚げ物など脂っこいものを食べる時は、胃を保護するためにキャベツと一緒に食べるといいでしょう。
さらにでんぷんを分解して消化を助ける作用のあるジアスターゼも豊富に含まれています。ジアスターゼといえば大根に多いというイメージがありますが、実はキャベツの方が大根よりも多く含有しています。ジアスターゼは加熱すると効果を失うので、生のまま千切りやサラダ、浅漬けなどにして食べましょう。
骨粗鬆症予防にキャベツ
骨を丈夫にするビタミンKの含有量が多いので、骨粗鬆症を予防できます。大人はもちろん、骨の成長期にある子供たちにもキャベツはおすすめです。ビタミンKは脂溶性で油に良く溶けるので、肉や魚などと一緒に調理したり、炒めたりするとよいでしょう。
女性におすすめ!
キャベツにはボロン、別名ホウ素という成分が含まれます。ボロンには女性ホルモンのエストロゲンの分泌をサポートする作用があるので、ホルモンの乱れを整えてくれます。月経症候群(PMS)の症状を軽減したり、乳腺を発達させるのでバストアップ効果も期待できるのです。ボロンは加熱に弱いので生のまま食べましょう。キャベツの葉1枚で1日に必要なボロンを摂取できます。また、美容の王様ビタミンCも含まれているので、シミやくすみ予防もできます。キャベツには女性にうれしい成分がたっぷりです。
文書名:「キャベツ」
著者・発行者: FoodsLink フーズリンク
URL: https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kyabetu3.htm
著者・発行者: 株式会社医療経営研究所
URL: https://www.iryoken.co.jp/media/files/information/shidosen/C_3_11.pdf
著者・発行者: 株式会社ディライトクリエイション
URL: https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/01/post-22.html
著者・発行者: キャベツらぼ
URL: https://cabbage.click/nutrient/
著者・発行者: Yuko Ikeda Clinic
URL: http://www.ikeda-yuko.info/column/column66.html