キャベツを種から育ててみようー種まきの時期と方法

ビタミンやミネラルが豊富なキャベツは調理しやすく、レシピのバリエーションも豊富なので家庭の常備野菜として活躍しています。家庭菜園でも比較的育てやすい野菜でプランター栽培もできます。野菜作り初心者の方は苗から育てるのがおすすめですが、中級者の皆さんは種まきからチャレンジしてみてください。

種をまく時期はいつ?

キャベツは年に3回収穫できる野菜なので、春に種をまいて夏に収穫するか、夏にまいて秋冬に収穫するか、秋にまいて春に収穫するか選べます。育てやすいのは秋冬に収穫できる夏まきキャベツです。どの時期を選んでも温度管理に気をつけることが美味しいキャベツ作りのポイントです。種をまいてから収穫できるまでの期間は、品種などによっても違いますがおおむね110~140日です。

種まきの方法は?

育苗トレイや7㎝くらいのポットに市販の培養土を入れて種まきしましょう。プランター栽培する場合は株数が少ないのでポットを使う方が便利です。夏まきの場合は7月中旬~下旬頃に種まきします。秋まきのキャベツは10月頃に種をまきます。春まきキャベツは3月中旬~4月中旬頃に種をまき7月頃に収穫できます。トレイやポットの8割くらいまで培養土を入れて、指で1㎝くらいの深さの穴を開けて種をまきます。トレイの場合は1つの穴に1、2粒の種を、ポットの場合は1つのポットにつき3、4粒ずつを目安にまきましょう。種をまいた後はジョウロでたっぷり水やりしてください。夏まきの場合は発芽するまで日陰に置くか、遮光ネットや新聞紙で覆い高温になりすぎないように気をつけましょう。3、4日で発芽しますので、発芽してからは雨が当たらない場所に置いて、気温が上がる前、朝に水やりします。過湿に弱いので水のやりすぎには注意してください。本葉3、4枚になったら1つの穴につき1本に間引きします。本葉が5、6枚になったら植えつけできます。植えつける前に十分に水やりして、植えつけの前日または当日に液体肥料を施すと生育がよくなります。

文書名:「 キャベツ」
著者・発行者: 住友化学園芸株式会社
URL: https://www.sc-engei.co.jp/cultivation/details/36.html?showtab=1
著者・発行者: GreenSnap株式会社
URL: https://greensnap.jp/category1/kitchenGarden/botany/669/growth
著者・発行者: やまむファーム
URL: https://ymmfarm.com/cultivation/veg/cabbage