ブロッコリーを種から育ててみよう!

アブラナ科のブロッコリーは初心者でも育てやすい野菜です。栄養豊富で、お弁当や食卓の彩りにも欠かせないブロッコリーを種から育ててみましょう。コツをつかめば意外と簡単に育てられます。年に2回種まきできる時期があるので、どちらでも好きな時期を選んで種まきできます。

種をまいてみよう

種まきの時期は2月下旬~3月中旬または7月中旬~8月下旬です。発芽温度は15~30℃なので、お住まいの地域によって適切な時期は若干異なります。初心者の方は夏撒きの方が育てやすいのでおすすめです。9㎝ポットや連結ポットに市販の種まき用土を入れ、3~5粒ずつ種を撒いて軽く覆土しましょう。種を撒いたらジョウロでたっぷり水やりして下さい。夏撒きする場合は風通しの良い場所に置きましょう。芽が出て本葉が2、3枚になったら生育の良い芽を選んで2本に間引いてください。本葉が5、6枚になったら植えつけます。

畑に植えつけよう

ブロッコリーは水はけがよく、保水性の良い弱酸性から中性の土を好みます。植えつけの2週間前に苦土石灰を1平方メートルあたり100gを散布し、さらに堆肥2㎏、化成肥料など100~200gも散布して良く耕しておきます。幅60~120㎝、高さ15~20㎝の畝を作りましょう。株間40~50㎝くらい開けて穴を掘って水をたっぷり注ぎます。水が引いたらブロッコリーの苗を植えます。軽く覆土して株元を軽く手で押さえましょう。さらにジョウロでたっぷり水やりしてください。花蕾がついたら追肥は必要ありません。

追肥が大切

植えつけてから2~3週間たったら追肥してください。1平方メートルあたり化成肥料30gを目安に施し、クワで株元に土寄せします。植えつけから4~5週間たったら2回目の追肥をします。1回目の追肥と同じ量を追肥し、同じように土寄せします。花蕾が10~15㎝になったら収穫できます。脇芽を伸長させると側花蕾も収穫できます。アブラナ科の野菜は連作すると根こぶ病などを発生しやすくなるので、1回栽培したら2、3年間隔をあけてください。

文書名:「ブロッコリー」
著者・発行者: やまむファーム
URL: https://ymmfarm.com/cultivation/veg/broccoli
著者・発行者: 株式会社コメリ
URL: https://www.komeri.com/contents/smt/howto/kitchen_garden/01890.html
著者・発行者: 住友化学園芸株式会社
URL: https://www.sc-engei.co.jp/cultivation/details/77.html?showtab=1
著者・発行者: 本田技研工業株式会社
URL: https://www.honda.co.jp/tiller/yasai/popular/broccoli/