ブロッコリーはエイジングケアやがん予防に効果アリ?

緑黄色野菜は栄養価が高いことで知られていますが、今回は特に栄養価が高いブロッコリーに着目してみましょう。欧米では「1種類しか野菜を選べないならブロッコリーにするべき」と言われるほどに栄養価が高いことで知られています。

ビタミンの宝庫

ブロッコリーにはビタミンCが豊富で、レモンよりも多く含まれています。たった100gのブロッコリーを食べるだけで1日に必要なビタミンCを摂取できます。ビタミンCには免疫力を高めたり、ストレスを軽減させるホルモンをサポートしたり、コラーゲンの生成を促したり、シミやくすみの元になるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。さらに、若返りビタミンと呼ばれるほど抗酸化作用が高いビタミンE、丈夫な骨を作るビタミンKも含まれています。このようにブロッコリーにはビタミンが豊富なので健康にも美容にも良いのです。ちなみにビタミンKは脂溶性なので、油と一緒に摂取すると吸収力がアップします。

がん予防に効果アリ!?

近年の研究で、ブロッコリーにはスルフォラファンという抗酸化作用のある成分が含まれていることが分かりました。スルフォラファンはアブラナ科の野菜に含まる物質ですが、その中でもブロッコリーの含有量はずば抜けています。スルフォラファンにはがん細胞の増殖や老化を促進する活性酸素を除去する働きがあり、さらに発がん物質を解毒する働きもあります。

効果的な食べ方は?

ビタミンCは水溶性ビタミンなので水に溶けやすいという性質を持っています。ですから茹でてしまうとビタミンCの量は約半分に減ってしまいます。効果的に栄養を摂取するなら、炒めるか蒸すか揚げるのがおすすめ。電子レンジで調理するのもいいでしょう。ビタミンKは脂溶性なのでオリーブオイルで炒めたり、フライにしたり、蒸してドレッシングをかけて食べるのがおすすめ。花蕾よりも茎の方が栄養豊富なので、食べる時は茎も食べましょう。茎は根元の硬い部分をカットして、柔らかい部分を食べましょう。

文書名:「ブロッコリー」
著者・発行者: FoodsLink フーズリンク
URL: https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/broccoli3.htm
著者・発行者: JA Nagano Chuoukai
URL: https://www.iijan.or.jp/oishii/products/vegetable/post-147.php
著者・発行者: 公益財団法人長寿科学振興財団
URL: https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html
著者・発行者: 一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所
URL: https://www.orthomolecular.jp/nutrition/vitamin_c/
著者・発行者: Brassica Foundation
URL: http://sulforaphane-lab.jp/about/
著者・発行者: エキサイト株式会社
URL: https://erecipe.woman.excite.co.jp/article/E1595571042400/