白菜の旬は冬なのに、1年中お店で買えるのはなぜ?

白菜の旬は冬

白菜の旬は冬です。だいたい11月から2月くらいがお店にたくさん並ぶようになります。寒くなってくると白菜がお店にたくさん並ぶようになるし、価格も安くなってくるのでなんとなく「白菜=寒い季節の食べ物」と知っている方も多いでしょう。
霜が降りると出荷時期となりますので、早いと10月くらいから大量に出荷されるようになります。日本では白菜の生産量で一番多いのが茨城県産のものです。次が長野県で、この2つの県で日本国内で販売している白菜の50%を占めることになります。

1年中お店に売られている理由

白菜は冬が旬の野菜ですが、お店に行くと1年中売っていると思う方もいるでしょう。最近は野菜をハウス栽培できるため、季節に関係なくいつでもおいしく食べられるものもあります。
白菜に関しては、旬である11~2月に関しては、生産量トップである茨城県産のものが店頭に並ぶことが多いのです。そして他の季節に関しては、生産地が違う白菜が売られています。
11~2月に収穫されているものは「秋冬白菜」と呼ばれているものです。主に茨城県産の白菜で、旬である冬の時期に一番出回るため一般の方にも一番なじみがある白菜でしょう。そして2~3月に収穫されるものは「春白菜」と呼ばれています。兵庫県などの関西地方産のものが多く、春に店頭に並んでいるのはこの春白菜です。最後に「夏白菜」は5~6月に収穫されるものを言います。長野県など高原で6~10月に収穫されるものです。長野県は茨城県の次に収穫量が多い県となります。
白菜は1年中店頭で買うことができる理由は、産地ごとに収穫時期が変わるからというわけです。

どの季節の白菜もおすすめ

白菜は冬が旬の野菜です。霜が降りて寒くなる季節に収穫した白菜は甘味があり、冬の代表的な料理の1つである鍋にも合うこと、旬の時期は価格もお手頃になるため家計にも優しいメリットがあります。他の季節も産地を変えておいしい白菜が出回るので、1年中白菜をたくさん食べてください。

文書名:「白菜」
著者・発行者: FoodsLink フーズリンク
URL: https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/hakusai.htm
著者・発行者: 株式会社デジタル&ワークス
URL: https://ryoko-club.com/food/chinese-cabbage-season.html
著者・発行者: 株式会社シュフーズ
URL: https://shufuse.com/27873