切り方で食感が変わる!白菜をよりおいしく食べる切り方

使う目的別に切り方を変えよう

白菜を料理に使うとき、まずは包丁で適当な大きさに切って調理するでしょう。どんな切り方でもいいと思うかもしれませんが、白菜は切り方によって食感が変わる野菜です。加熱する場合は火の通り方も切り方で変わります。適当に切ってももちろん食べることはできますが、より白菜をおいしく食べられるように使う目的に合わせて切り方を変えるのがおすすめです。

鍋や漬物はザク切り

ザク切りはその名前のとおり、ザクザクと適当な大きさにそのまま切るものです。白菜の場合は3~4センチ幅程度に均等に切ることを言います。一番簡単な切り方で手間がかからないこと、短時間でさっと切ることができるので、この切り方を普段からよく使うという方も多いでしょう。
大きめに切るので加熱しても食感が残るのが特徴です。鍋や漬物などに向いています。

スープなどの煮込み系はそぎ切り

そぎ切りは、刺身を切るように斜めに包丁を入れる切り方です。斜めに包丁を入れることで切断面が大きくなるため、加熱したときに火が通りやすくなります。煮物やスープなどの煮込み系の料理におすすめです。鍋料理のときにもそぎ切りを使うのもいいでしょう。
そぎ切りのやり方は、まず芯と葉の部分を分けます。芯の部分に沿ってVの字に包丁をいれれば大丈夫です。芯の部分に斜めに包丁を入れてください。葉の部分はそぎ切りにできませんので、ザク切りにしましょう。

サラダは細切り

サラダに使いたい場合は細切りがおすすめです。棒切りと呼ぶこともあります。
白菜をザク切りにして、繊維にそって縦に細く切るだけです。繊維を断つように横に細く切ってもいいので、どちらでも好みに合わせて切ってください。細く切るためすぐに火が通り食べやすくなります。味噌汁の具として使いたい場合や、小さいお子さんに食べさせるときにもおすすめです。

もっと美味しく食べるために切り方を覚えよう

白菜は切り方によって食感が変わります。使う目的に合わせて切り方を変えるだけで、よりおいしく料理を楽しめるようになるでしょう。どの切り方も難しいことはありませんので、ぜひ覚えてください。

文書名:「白菜」
著者・発行者: 株式会社ディライトクリエイション
URL: https://www.olive-hitomawashi.com/column/2020/02/post-8903.html
著者・発行者: 株式会社トラストリッジ
URL: https://macaro-ni.jp/55249