白菜の栽培の方法とは

白菜の種まきの時期と手順

鍋に欠かすことができない冬野菜といえば白菜でしょう。冬に旬を迎える白菜の種まきは、8月中旬から9月上旬くらいまでに行われます。発芽する温度は20℃~25℃と言われており、時期をずらしてしまうと白菜がうまく結球しないなどの悪影響が出ますので注意してください。プランター栽培の場合、プランターに土を入れ、間を20cmくらい開けて点まきします。一箇所につき4粒ほどまき、種が見えなくなるまで土をかけます。畑で白菜を栽培するのであれば、ポットに種をまいて苗をつくります。そこで育った苗を畑に植えるわけです。種まきをした後は、土が乾ききってしまう前に水を与えます。2~3日で発芽するので、発芽したら日当たりの良い温かい場所に置きましょう。種まきから2週間くらいすると本葉が4~5枚出てきます。ここで育ちがあまり良くないものは間引いて1本立ちにしましょう。間引きは、はさみで切る方が良いです。

苗の植え付けと水やり、肥料について

本葉が6枚ほどになったら畑に植え付けます。時期としては9月上旬から10月上旬くらいが望ましいでしょう。プランター栽培の場合、植え付けをする必要はなく、そのまま育てて大丈夫です。畑の場合は、植え付けする前に土作りをしておきます。畝の高さは15cmくらい、巾は75cmくらいが目安です。株と株の間は40cmくらい開けておくと良いでしょう。植え付けたら水をたっぷり与え、虫が少なくなる時期まで寒冷紗を掛けておきます。プランター栽培の場合、表面の土が完全に乾いたら水をやります。水やりをし過ぎると、病気にかかりやすくなるので注意しましょう。畑に植えた場合は、しっかり根が付くまでたっぷり水をやってください。植えてから2週間ほど経って、葉が急に伸びてきたら根が付いたという証拠なので、それ以降は水やりの量を減らして大丈夫です。プランター栽培では種まきから1か月ほど経過して元肥が切れるタイミングで追肥をします。一方、畑栽培では、根が付いて本葉が7~8枚になったら追肥し、その2週間後にまた追肥していきましょう。

文書名:「白菜」
著者・発行者: GreenSnap株式会社
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著者・発行者: 株式会社ストロボライト
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