レタスが育ちやすい土作り
おいしいレタスを作るには、土壌作りが大切です。生育に適した土でないと良い作物は育ちません。ですから、レタスが育ちやすい土を作りましょう。レタスの土は、中性から弱アルカリ性で水はけの良い土が適しています。鉢植えやプランターで育てるなら、赤玉土7、腐葉土2、天然のケイ酸塩鉱物であるバーミキュライト1の割合で混ぜた土が好ましいでしょう。そこに苦土石灰を一握り加えます。最近では、ホームセンターなどで「野菜用培養土」が販売されているので、これを活用するのも良いでしょう。畑に植えるのであれば、苗を植えるおよそ2週間前に土を耕し、苦土石灰を混ぜて1週間寝かせます。そこから堆肥を混ぜてさらに1週間寝かせ、畝を作って苗を植えます。
水や肥料のやり方は
レタスは水が多すぎると根腐れを起こします。また、葉に水がかかると病気のリスクが高くなります。ですから、植えてから2週間はしっかり根が付くように多めに水を与えるものの、根が付いた後は乾燥気味にする方が望ましいでしょう。鉢植えやプランターの場合、土が乾いてから水を与えます。一方、地植えの場合は乾きすぎないくらいに水やりをしましょう。乾燥しすぎるとレタスがうまく結球しなかったり、生育が悪くなったりするので水加減には注意してください。肥料に関しては、リーフレタスなど生育が早いものは元肥を多めにします。一方、収穫まで比較的時間がかかるレタスは元肥を少なくし、追肥していくと良いでしょう。追肥の際、葉を傷つけないように注意してください。レタスの葉は薄いので傷つきやすく、そこから雑菌が繁殖して病気になることがあります。
収穫のタイミング
リーフレタスは丈が30cmくらいになったら収穫できます。また、リーフレタスやサンチュは外葉から取っていくとまた別の葉が出てくるので長い間食べられます。玉レタスは、しっかり巻いてきたら収穫しましょう。玉状になり始めて25~30日くらいがちょうど収穫時期です。収穫が遅れると味が落ちてきますので早めに取るようにしましょう。
文書名:「レタス」
著者・発行者: 株式会社マイナビ
URL: https://agri.mynavi.jp/2019_09_04_86724/#toc-5
著者・発行者: GreenSnap株式会社
URL: https://horti.jp/19148