レタスの出荷量の多いところは?

レタスを出荷しているところはどこ?

サラダ用の野菜として頻繁に使用されるのがレタスです。独特の食感と味が好きという人は少なくありません。他の野菜と合わせてドレッシングで和えるとおいしさがアップすいるのも魅力と言えるでしょう。国内でレタスの出荷量が多いのは、長野県です。長野県は年間約19万トンものレタスを出荷しており、堂々の全国第1位です。第2位が茨城県、第3位は群馬県、そして第4位は長崎県と続きます。日本全国におけるレタスの総出荷量は約54万トンなので、長野県だけで全国の出荷量の約35%を占めていることが分かります。長野県の生産量が突出して多いのは、長野県の地形と気候が関係していると言われています。長野県の農地のほとんどが標高500m以上の高地にあり、高原野菜であるレタスの栽培にとってその涼しい気候が適しているのです。良質なレタスができる条件としては昼と夜の気温差が大きいという点が挙げられます。これも長野の気候がぴったり合うのです。

長野県で特に有名な産地は

長野県の中でもレタスの産地として有名なのが、塩尻市、南牧村、川上村です。川上村は全国的にも知られていて、スーパーの店頭でも川上村産のレタスを見たことがあるという人は多いことでしょう。川上村は標高が1,000mを超えており、年間の平均気温が8℃前後なので、レタスの栽培にはぴったりの環境なのです。同じ長野県産のレタスでも、産地が違うと味や特徴も微妙に違っています。甘みが強いものもあれば苦みがやや強いものもあります。どれもユニークな味わいなので、自分好みのレタスを見つけるために産地別に食べ比べてみるのもオススメです。

レタスに栄養はあるの?

一般的によく見かける玉レタスは、食物繊維やミネラルが含まれています。とはいえ、玉レタスは淡色野菜に分類されるため、それほど栄養素が多くあるものではないと言われています。一方、サラダ菜やサニーレタスは緑黄色野菜に分類されており、ベータカロテンや鉄分などの栄養分が多く含まれています。
(2020年現在)

文書名:「レタス」
著者・発行者: 田毎屋
URL: https://tagotoya.jp/blog/vege-fruit/1939/
著者・発行者: 食べ物の情報~マメ知識
URL: https://umeboshiannai.com/archives/5013#i-3