1.新規就農のおすすめエリアとは
新規就農を検討している時は「どの地域での新規就農がおすすめ?」と迷うものですが、これは一概には言えません。育てたい農作物が決まっているのか、遠方への移住もOKなのか、寒い土地や温かい土地などの希望があるのかなど、条件によっておすすめの地域は変わってくるからです。そのため、この記事を見ている人によって最適なエリアは違うのですが、新規就農を考えているのであれば、農業を始めやすく、手厚いサポートが期待できるところがおすすめです。全国農業会議所全国新規就農相談センターが調査した2016年度のデータでは、新規就農のための移住で最も多かったのは、関東地方と山梨県、長野県、岐阜県の東山地方でした。九州地方、東海地方、中国地方がそれに続いており、移住先として人気であることがうかがえます。農地の状況は時代と共に変化していくので、将来的なことは何とも言えませんが、これらのエリアで就農がしにくくなるとは考えにくいでしょう。
2.どの地域での新規就農がおすすめ?~サポートが期待できるところで新規就農を
そして、同データでもう1つ重要なのがその地域で新規就農した理由で、トップは取得できる農地があったから、です。続いて、研修先があったから、自治体の受け入れ体制が整っていたから、などが続いています。これらの理由はとても大事です。雇用就農からの独立であれば経験などから順調な滑り出しが期待できるものの、新規就農の場合は状況がだいぶ異なります。未経験で農業の世界に飛び込む場合、どれだけのサポートを受けられるかが鍵と言っても過言ではありません。先に書いたように、移住先に求める条件は色々とありますが、サポートの手厚さも重視してください。
都会に近いエリアだと状況は異なるかもしれませんが、田舎だとどうしても人付き合いは避けられません。個人的にもすごく不安に感じながら田舎に飛び込みましたが、幸いにも雰囲気は悪くありませんでした。過剰に田舎を怖がる必要はないですが、農業では周囲との協調が欠かせませんので、あらかじめ現地で農業体験をするなりして雰囲気を知ることは重要です。
文書名:「農家になろう」
著者・発行者: 株式会社マイナビ
URL: https://agri.mynavi.jp/2017_09_21_6646/
https://agri.mynavi.jp/2017_07_29_1995/
著者・発行者: 全国新規就農相談センター
URL: https://www.be-farmer.jp/research/statistics/
https://www.be-farmer.jp/ControlApp/Statistics/pdf/lDlUsiQ6BUnDGT2jp33D202003171504.pdf
著者・発行者: 株式会社ESCAPE TOKYO
URL: https://escape-tokyo.com/how-to-iju/ijuu-nougyou/
著者・発行者: 株式会社 カクイチ
URL: https://www.kaku-ichi.co.jp/media/tips/column/agricultural-experience-gunma