1.新規就農と農地の確保について
農業の世界でやっていく上で重要なことは、数え切れないくらいあります。心持ちなどの目に見えないものから、種苗など目に見えるものまで、色々とありますが、新規就農を考えている人にとって特に大事なものは農地ではないでしょうか。何しろ、土地がなければ農業は始められませんし、土地の広さや土壌の性質などによって、適している農作物も変わってきます。10代から20代前半くらいの人だと「農地を確保するには?」みたいな、農地の確保の仕方が気になるはずです。
まず、農地は一般的な土地とは性質が大きく異なり、個人で勝手に売買することができません。極端な話、宅地は売り手と買い手が合意すれば売買できますが、農地は農地法という法律が絡んでくるため、売買に制限がかかっています。
日本だとどの都道府県の農地であっても、管轄の農業委員会の許可を得ないと売買、貸借はできません。先祖代々の農地を相続する場合でも農業委員会の許可が必要なように、農地に関しては農業委員会にお伺いを立てないといけません。そのため、新規就農で農地を確保したい場合は、候補地の農業委員会に斡旋を依頼するのが基本です。何だかんだで農業に興味を持っている若者は増えている印象ですが、それでも人手が十分とは言えません。また、農地が多いエリアは高齢化の影響で農地を満足に活かせていないところも多く、農業委員会は農地を購入したい人、農地を借りたい人向けの斡旋に力を入れています。
2.農地を確保するには?新規就農で農地を取得するための条件
ただ、お金を出せば誰でも農地を買ったり借りたりできるわけではなく、条件を満たさないといけません。本人もしくは家族が農地全体を耕作する、1年のうち150日以上は農作業に携わるなど、農地の購入には複数の条件があります。農地を借りるのであれば少し条件は緩いですが、それでも農作業の継続が条件にあるので、農作業ができなければ借り続けることはできません。また、住所も重要で、農地と住所が遠いと、しっかり農業ができると認められないこともあります。
文書名:「農家になろう」
著者・発行者: 株式会社 不動産流通システム
URL: https://www.reds.co.jp/real/p13190/
著者・発行者: 株式会社 カクイチ
URL: https://www.kaku-ichi.co.jp/media/crop/earth-building/earth-making
著者・発行者: 株式会社アグリメディア
URL: https://www.agri-navi.com/useful/10/3174
https://www.agri-navi.com/basic/45/4002
著者・発行者: 指宿市
URL: https://www.city.ibusuki.lg.jp/main/machi/nouchiku/iinnkai/page003437.html
著者・発行者: 静岡県農業振興公社
URL: http://www.shizuoka-nk.or.jp/gourika/
著者・発行者: 株式会社Life Lab
URL: https://www.sangyo.net/contents/myagri/farmland-problem.html
著者・発行者: 徳島県立農林水産総合技術支援センター
URL: https://tokushima-shuno.jp/start/farmland/about.html
著者・発行者: 農業委員会事務局
URL: http://www.city.takashima.lg.jp/www/contents/1279674096168/index.html